FXの所得だけの人の確定申告(税額控除と確定申告書完成)

確定申告書

ここではFXの所得のみの人の確定申告(白色申告)の方法について税額控除と確定申告書を完成させるまでの入力方法に関する内容を国税庁の所得税(確定申告書等作成コーナー)の基づいて解説します。

FXの税額控除について

ここまではFXの所得の計算と所得控除について作成してきましたが、ここからは税額控除の説明です。税額控除より前に関しては以降をご参考下さい。

FXの所得だけの人の確定申告の方法(所得計算編)①
FXの所得だけの人の確定申告の方法(所得控除・節税編)②

所得計算と所得控除の計算が終われば概ねの税金は確定しています。以下は所得計算と所得控除の計算後の税金の計算の画面です。

税金の計算

税額控除とは

課税所得金額に税率を乗じて算出した所得税額から、一定の金額を控除するものです。

税額控除とは(国税庁)

難しく書かれていますが、一旦、税額は(所得の合計)-(所得控除の合計)×税率で導き出されますが、その求めた税額からさらに差引くことが出来るのが税額控除です。所得控除は税率を掛ける前なので効果は税額控除よりも低いです。

税額控除は確定前の税額から直接差し引くことが出来る節税効果の高いものです

税額控除には上記画面の項目がありますが、一般的な人が使える項目は限られています。

税額控除の種類

税額控除の種類について以下の通りです。但し、基本的に一般的な人は使える項目は限られていると思います。内容については全て国税庁のホームページで確認してみてください。リンク先は全て国税庁になっています。住宅ローン控除は以降で説明します。

沢山あるように感じますし、使えるものは使えばいいのですが、ほとんどの人はまず使用できない項目です。住宅耐震や改修を行った場合は利用できますし、それ以外の項目も当てはまる項目があれば確認してみてください。

住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)

住宅借入金等特別控除とは、個人が住宅ローン等を利用して、マイホームの新築、取得又は増改築等(以下「取得等」といいます。)をし、平成33年12月31日までに自己の居住の用に供した場合で一定の要件を満たすときにおいて、その取得等に係る住宅ローン等の年末残高の合計額等を基として計算した金額を、居住の用に供した年分以後の各年分の所得税額から控除するものです。
引用元:国税庁

サラリーマンなど、所得税が給与から自動的に徴収されている方でも、住宅ローン控除の適用となる1年目には必ず確定申告をしなければなりません。2年目以降は、勤務先にローンの残高証明書を提出すれば年末調整で手続きが完了となりますので確定申告は不要になります。

ここでは概ねFXのみの所得の場合のフリーランスにあてはまる人の確定申告の内容なので、一般的に自営業と手順は同じであると思います。サラリーマンと同じで住宅ローン控除の適用となる1年目には必ず確定申告をしなければなりません。

さらに2年目以降も住宅借入金等特別控除申告書(1年目の申告を受けた後に税務署より送られてくる)を添付して確定申告します。途中でサラリーマンになられた場合は会社に、サラリーマンからフリーランスになられた場合は申告書があれば確定申告時に添付し一度税務署の人に確認された方がいいでしょう。

住宅ローン控除を初めて受ける場合の確定申告時の必要資料
  • (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書(申告書)
  • 住宅ローンの借入金残高証明書
  • 土地、建物の登記簿謄本(登記事項証明書)
  • 売買契約書、または工事請負契約書
  • マイナンバーカード、マイナンバー通知カード、マイナンバーが記載された住民票
住宅ローン控除は住宅を購入した人ならばぜひ使いたい税額控除項目です。一般的な人はここしか使えないと言ってもいいでしょう。購入された方はぜひ確定申告時に記入された方が節税効果が高いです。
全ての税額控除を入力すれば計算は以上です。出来上がった【税金の計算】の項目は以下です

税金の計算

FXの税金の計算
  • ①:FXの税金は分離課税用の申告書(第三表)でしますので詳しくは次項に
  • ②:復興特別税2.1%
  • ③:納める税金
基本的な確定申告の入力はここまでですが、他の入力もあるので所得・所得控除等入力画面の一番下にスクロールして【次へ】をクリック(FXの詳しい税金については次項で解説します)

確定申告書作成

納める住民税の確認になるので金額を確認して【OK】をクリック

確定申告書作成

住民税と事業税に関して
  1. 給与・公的年金等に係る所得以外の所得がある方の住民税の徴収方法の選択
  2. 16歳未満の扶養親族がいる方の入力項目
  3. 別居の控除対象配偶者・控除対象扶養親族・事業専従者のいる方の入力項目
  4. 配当所得等がある方の入力項目
  5. 株式等譲渡所得割控除税額がある方の入力項目
  6. 事業所得や不動産所得がある方の入力項目
上記に関しての確認画面が以下です。ここではFXの所得だけで16歳未満の扶養親族の入力も前項で済ませているので確認して【入力終了(次へ)】をクリック

確定申告書作成

氏名・性別・職業等に関する項目を記入し【入力終了(次へ)】をクリック
注意個人事業主ならばその職業と屋号を入力します。確定申告をしたことが無く現状無職ならば、職業:無職で屋号は空欄でいいでしょう。安易に白紙はやめたほうがいいので分からない場合は確定申告時に聞くことをおすすめします。

住所等に関する項目を記入し【入力終了(次へ)】をクリック

納付に関しての項目画面になるので確認し【入力終了(次へ)】をクリック

確定申告書作成

マイナンバーを家族分入力します。全て入力すれば【申告書等作成終了(次へ)】をクリック

・確定申告書の印刷する項目をチェックして【帳票表示・印刷】をクリック
・Adobe Acrobat Readerで表示して印刷します。
・【印刷終了次へ】をクリックして終了です。

確定申告書等作成コーナー入力終了時の確定申告書

全て入力し終わった確定申告書は以下のような感じです。

確定申告申告書

確定申告申告書

確定申告申告書

確定申告申告書

確定申告申告書

確定申告申告書

確定申告時に提出する書類・必要なもの

確定申告時に提出する書類・必要なもの
  • 印鑑(シャチハタはダメ)
  • 給与所得の源泉徴収票(原本)
  • 家族分のマイナンバーカードの番号が分かるようにしておく
  • FX業者から発行される年間損益報告書(提出の義務は念のため持っておく方がよいでしょう)
  • 医療費控除を受ける場合はレシートを封筒などに入れて名前・住所を記入して持っていきます。

控除に応じて必要なものは増えるので以下より確認してください

医療費に関しては平成29年度で大きく変わっていますので以下を参考下さい。

申告書に添付・提示する書類(国税庁)

サラリーマンのFXの確定申告方法(はじめての人は①からご覧ください)

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