私がFX専業トレーダーになって3年で5000万円稼いだ方法

2018年1月18日

ここでは私がFXの専業トレーダーになった2014~2016年の間で行った、自分のFXのやり方の話です。ハッキリ言っておすすめ出来るものではありませんが、どのような取引で行っての稼ぎなのかは収支報告的ブログなので、伝えられる範囲で書いてみたいと思います。

目次

スキャルピングとは

スキャルピングとは数pips~数10pipsという小さな利幅を狙い、1日に多くの取引回数を重ねて、利益を積み上げていく手法です。

スキャルピングの語源はアメリカインディアンが行っていた「頭の皮を薄く剥ぐ」という意味

言葉の通り薄い皮を何枚も剥ぐように、小さな利益を剥ぎ取って行くという事です。ポジションを保有してから決済をするまでの時間も、数秒から数分という短い時間で売買を繰り返します。

又、小さい利益を積み重ねるので必然的に取引回数も多くなります。人によっては100回・200回といった人もいる取引手法です。FXには大きく3つの手法があります。

FXの取引手法
  • スキャルピング:1回の取引が数秒から数分で行う手法
  • デイトレード:1回の取引が数分から数時間で行う手法
  • スイングトレード:1回の取引が数日から数か月で行う手法

一番、取引時間が短く取引回数が多くなるのがスキャルピングです。

スキャルピングの長所と短所

スキャルピングの長所短所は表裏一体の面もありますが、どのようなものか整理してみます。

スキャルピングの長所

スキャルピングの長所を列記してみます。

レバレッジを最大で行えるので資金の増加率が早い

よくレバレッジを低めに設定するべきだと言われていますが、スキャルピングにおいては1回の取引時間が短いため、レバレッジを高めに取りやすくその為、勝てばその分をまた元本に加算できるので資金効率が他の手法より格段によく、勝てば増加率も非常に大きくなります。

自分の好きな時間でFX取引が可能

短時間取引ですので相場の動きが自分とマッチすれば専業・副業に関わらず、自分の好きなタイミングで取引が可能で、又、束縛時間も自分で調整が出来ます。

取引チャンスが他の取引手法に比べ多い

通貨ペアの選択にもよりますが、扱う通貨ペアが多く相場の動きさえあれば、取引のチャンスはFXでは一番多い取引手法です。仮に一つの通貨ペアに絞っても、デイ・スイングトレードより遙かに多いでしょう。

決済までの時間が短いので1回の取引でのストレスは小さい

人それぞれストレスは違うでしょうが、取引時間が短い事で長くポジションを維持するよりも1回の取引でのストレスは少ないです。但し、勝ち負けの状況によりデメリットに変化する場合も多々あります。

1度の取引の損失を最小限で抑えられる

小さな利益を積み重ねる手法なので、損切りはもちろん早くしなくてはならず、必然的に1回の損失は小さくなります。

スキャルピングの短所

スキャルピングの短所を列記してみます。

取引回数が多い事で取引コストも増加する

一度の取引で手数料(スプレッド)が100円ならば、デイやスイングトレードは取引回数が少ない手法なので10回取引すれば1000円ですが、同じ相場の動きでもスキャルピングは取引回数が多くなるので100回取引すれば10000万円が手数料となりコストが増加します。

ボラティリティ(変動性)の大きな相場でないと取引しにくい

基本的に動かない相場ではまず取引チャンスがありません。ボラティリティ(変動性)の大きな相場でないと負ける確率が高い手法なので、その相場の動きの判断が難しく、見極めを間違えると相場に騙され、損切りを繰り返す事もあります。

負けが続くと加速度的に資金が減る

レバレッジを高く設定している分、負けが増えると必然的に他の取引手法と比べものにならないほど、資金の目減りは早く、レバレッジを高く設定していれば設定しているほど、取り戻すことも困難になります。

状況によって束縛時間が増える

動かない相場がくれば、『取引したい』、『でも相場が動かない』とひたすらチャンスを待つ形になります。余剰資金に比例して余力があれば『休む事』を選択できますが、余力が無ければ無意味にチャートと眺める時間が増える傾向があります。

メンタルコントロールが難しい

負けが続けば、他の取引手法より取引回数が多いので、メンタルは最悪の状況になる場合もあります。1日で改善せずにズルズル拍車がかかったように資金の減少が進むと、もはやメンタルの維持は不可能となり感情の赴くままの取引になる場合もあります。

視野が狭くなる

スキャルピングでは1分足を使う事が多くいので、大きな流れを認識せず、目の前の動きに集中しがちで、高値安値の位置を見落とし、小さな所ばかりに目を取られてしまう事もあります。


スキャルピングの長所短所は本当に裏返しです。これをどのレベルまで長所を生かす形になれるかで、全てが決まると言っても過言ではありません。また、副業的に行う方は、専業に比べ確実に取引時間は減るので、無理に相場に参戦する形を取ってしまう事も注意が必要です。

私がスキャルピングを選択した理由

私は本当にポジション維持が出来ません。ポジションを持てばイライラ・ドキドキを果てしなく繰り返します。何度もデイトレードを経験しましたが、そういう事もあるのか自分には全くと言っていいほど、長いポジション維持は向いていませんでした。これに関しては以下のページで細かく書いていますのでご参考頂ければ。

色んな理由があるのですが、簡潔に言えば『下手』なだけです。元々、博打や投資は無関心でした。はじめてFXを行った時の金額の減るペースを見た事がトラウマになっているのかもしれません。自分のFXの理想形はデイトレードなのは今も昔も変わりません。

ただ、こればかりはいくら自分に言い聞かせても超えられない壁として今も私の前を大きく塞いでいますが、

好んでスキャルピングを選んだと言うよりも行き着いた形が、たまたまスキャルピングと呼ばれる手法だったと言う方が正解です

私のスキャルピングの手法

スキャルピングといっても人それぞれ微妙に違います。

人により微妙に異なるスキャルピングの内容
  • 時間軸が秒なのか分なのか
  • 取引通貨ペア
  • 取引通貨数
  • 相場の動きの仕掛けるポイント
  • トレンドフォロー型なのか逆張り型か
  • 相場のボラティリティの依存度
  • 性格・生活面での特異性

これらは組み合わされば多種多様に変化して行きます。スキャルピングとひとくくりに出来るものでは無いと思いますが、以下では私の取引の主な形を上げていきます。

取引通貨はドル円

私は専業になる前は、ポンド円・ユーロ円・豪ドル円が基本で元々ドル円は大嫌いでした。それはボラティリティが他の通貨ペアに比べて小さいからです。なぜ今はドル円なのかは、

ドル円がどの通貨ペアよりも負けた時の金額が小さい

専業であるが故、勝たねばならぬという考えよりも、負けの金額を減らし、なるべくメンタルへの負担を小さくしながら、専業という形を維持しようと言う、いわば逃げの選択だったのかもしれません。

各通貨ペアには少しずつ特色があります。その自分とのマッチングは簡単ではありません。ドル円は私の中で一番苦手でしたが、動きがあればスプレッドも一番低く、それなりに取れる事も専業になる前に必死で模索し、その形を専業の中心にしました。

チャートは1分足

スキャルピングをやる上では当然です。今この瞬間の流れを一番表しているローソク足だからです。今は30秒足とかもあるようですが、1分足で十分です。基本的に大多数のスキャルピングをしている人ならば1分足を利用している人が多いと思います。

私は短期的なスタンスだと認識した後は、この1分足を時間があれば1日中見続けました。そこで見ている間に何となくクセがある事に気づきました。感覚的なものなので表現できませんが、見続ける事である一定的な動きをするタイミングが見えてきます。

これも通貨ペアや相場の動きで180°変わる時があります。この見極めもやはり、その時々の1分足を眺め、積み重ねた経験があらゆるパターンと適合するかを瞬時に判断できるように、反復するしか方法はありませんでした。

ここで怖いのは今だけにこだわり、全体の流れが頭に入っていない事があります。ですから常に日足や時間足、30分足などで、その時々の高値・安値を意識しながら、取引は全て1分足で行うよう、日々注意しながら取引を行うよう心掛けています。

テクニカルは全く無視

チャートに表示するのは1分足のみです。他のあらゆるテクニカルも表示しません。それは人により考え方が違うでしょうが、私は昔テクニカルをひたすら勉強しましたが、活かされた事は一切なく、所詮過去を表したものだと切り捨てました。

テクニカルに関しては人それぞれです。使う人を否定する気は一切ありませんが、私が使わない詳しい理由は以下のページで詳しく説明しています。

基本的に1分足内では逆張りである

大きく動いた1分足の少しの反動だけ狙う形が基本です。たまに順張りもしますが、基本的にはほぼ逆張りです。基本的に危険なやり方です。タイミングを間違えるとそのままの流れでもって行かれて損切連発です。しかし、特に初手は逆張りになってしまいました。

上手く言えませんが、ある程度大きく動けば幾分の反動があるのは当然だという考えが基本ですが、それならば流れに乗った方が簡単ですが、私はこの方向での取引は異常に失敗します。自分に合った方法がそういう形になったのかもしれません。

ただ、1分足の大きな動きにはその中で色々パターンがあり、初手の逆張りが上手くいけば、瞬時に順張り方向に切り替える等の、2回目の順張りは度々やります。このあたりも相場の動きの見極めで変わる事もあるので、経験から導いたものだと思います。

損切りは瞬時に決定

私の損切りは異常です。注文した瞬間、逆に行けば全て損切の構えです。実際すぐ切らない場合もありますが、基本的には負けの感覚がおかしいので、『注文位置より少しでも逆に動く=負け決定で損切り』という思考で形成されてしまっているので、シビアすぎます。

厳しい損切り条件なので、状況によっては10連敗など普通です。この形は全く人にどうこう語れるレベルかどうかも疑問です。但し、損切り自体は大切な事です。あくまで損切りを否定しているわけではありません。

勝った場合の決済

基本的に私の勝ち方も少しおかしいです。利益がのってもすぐに決済したくなります。まだまだその方向に伸びそうな途中でも決済します。基本的に相場の動きによりますが、勝ち負け合わせて平均1回当たり0.5pips取っているのが今までの過去の自分の実績なので、大体1pips程度取れれば逃げようと言うような感じなのかもしれません。

狭いレンジ相場は一切無視

1分で2・3銭以内の動きに収まるような、ダラダラした動きの相場は完全に無視します。見ていてもイライラするだけでメンタルを悪化させます。仮に取引しても自分の経験上、微益か大負けになります。動いていないのに大負けします。

5銭以上の大きな動きが無い限り、基本は無視です。ただ、FXはほとんどこの時間との戦いです。焦れれば負けると分かっていても、相場の誘惑に負けそうになりますが、ひたすら我慢するようにしています。

指標と同時刻の取引は一切行わない

指標発表時はFXの魅力の一つです。しかし私は2・3分以降で無いと取引しません。スプレッドが上昇するのも理由ですが、指標内容によっては意味の分からない動きが多くなり、バタバタさせられるだけで、結局往復ビンタを喰らう事になるケースが多いからです。

2・3分を過ぎてある程度スプレッドも戻り、相場の方向性が見えて、動きが持続している場合は、迷わず取引します。但し、雇用統計などにおいては、5分以上取引しません。これも想定外の動きが多すぎるためです。取引するにしても通貨数を半減させます。

チャート上下の位置での取引が多い

1分足を画面に何本表示しているかで変わりますが、チャートが画面上部下部に張り付き、大きく動き出した時がスタートの合図になっています。表示本数により異なりますが、100本位で表示した状態で、上下に張り付けば大きな動きになる可能性が高くなります。

但し、その日の全体的な動きによっては、そういう見え方になるだけなので、あくまで全体的な流れを見て、勝負時の判断をつけます。

1分足で5銭以上の動きが取引基準

1分足での取引位置は上記の通りですが、基本的に5銭以下の動きは概ね無視です。但し、レンジ相場でも突如上下に動き出す場合もあります。こういった場合はチャート中間でも勝負します。しかし、他の取引パターンよりも負けが多くなるケースもあります。

このケースで負けが続くとすぐ取引を辞めます。その時の動きは合っていないと判断し、チャート中間はあきらめ、上下の位置にくるまでひたすら待ちの態勢に変更します。

ごくまれに行う節目抜けの順張り

何度も何度も節目で跳ね返されている相場の流れを確認できた場合、少し抜けた段階で順張りします。但し、見極めは難しく、又跳ね返されれば、無意味に順張りを繰り返す羽目になり、一瞬ですが取引スタンスを崩壊させます。

抜ければ大きいのですが、この見極めは私は下手です。なので相当自信が無いとこの形は諦めます。そして大きく動くならば、自分の逆張り方向に視点を置き換えます。

自分のスキャルピングは下手だと思う

基本的に自分のスタイルは今まで列記した通りですが、その時々で、少しアレンジしながら対応しています。ハッキリ言って私のやり方は、自分でもなぜこうなるのか理解できない点も多々あります。性格に起因すると言う他ありません。

またこれからスキャルピングを取り組む人にも一切お勧めしません。短所が多すぎると思います。

自分のスキャルピングの欠点

私のスキャルピングの形は欠点の塊です。自分を否定しまくるようで嫌ですが、とても人に自慢できたものではありません。

私のスキャルピングの欠点
  • 大きなトレンドが起こると逆張り手法ではすべて迎え撃つ形になり、損失拡大に繋がるケースもある
  • 瞬間的なチャートの動きに振り回される場合も多い
  • 損切りがシビアすぎるので、損切り貧乏になりメンタルを悪化させる場合がある
  • 利食いも小さく取り過ぎの傾向がある、まだまだ伸ばせるのに伸ばさない
  • 取引回数が多すぎる傾向がありメンタル消耗が激しい
  • 他の取引スタイルと組み合わせられないので、取引出来るポイントが絞られ過ぎている
  • 通貨ペアがドル円である理由が逃げ腰
  • ボラティリティ(変動性)が小さい相場が続くとスイングトレードやデイトレードの移行に気持ちがぶれる
  • 動かない相場で参戦しない事で我慢しきれず無理な取引をはじめてポジポジ病に移行する事も
  • 負けの連続が起こり、メンタルを悪化させると、ポジションを維持しない傾向が逆に悪影響になり、ひたすら損を重ねてポジションを持ち続けるより遥かに大きな損失を受ける場合がある

自分の思うFXの理想形はデイトレード

ここまで自分の取引スタンスについて書いてきましたが、良い点もありますが、悪い点の方が多いような感じがします。私は常にFXの理想形はデイトレードだと思っています。それには色々理由があります。自分のスキャルピングの欠点が多すぎる事です。又、取引回数が少なくて済むと言うのも、精度を高めれば今より遙かに楽です。それ以外にも多々あります。

口座凍結の心配がほぼ無い

口座凍結はスキャルピングでは常につきまとう問題です。私は経験があるのでなお分かります。使い慣れた口座の使用が出来ない事はスキャルピングでは辛い事です。それが使う期間が長ければ長いほど…。そういう恐れが常につきまといます。

そうならない為にもデイトレードであれば、仮に凍結されたとて、取引口座に相当の違いが無い限り、どの業者でも取引は持続できます。しかし、スキャルピングだけの能力では、その対応にかなり時間を使いますし、下手をすればもうFXでは勝てない状況にもなります。

複利運用が可能

FXの一番の魅力はレバレッジを効かせた複利運用です。勝てば全てでないにしても元本に乗せていき、複利の力で1回の取引収益を大きくして行けます。それがスキャルピングではその形にもよりますが、どうしても通貨数に限界がきます。

デイトレードに慣れれば最終的には100万通貨さらに1000万通貨なども夢ではありません。スプレッドが高くはなる事も多いですが、多少のスプレッドの変化はデイトレードでは大きな影響がありません。

1度の収益が大きくなればさらに取引ポイントも絞れます。1度の収益が大きくなればもちろん金銭的余裕が生まれます。金銭的余裕はすべてにおいての失敗をカバーしてくれます。そう言った力が複利運用にはあります。それが可能なのはデイトレードとスイングトレードです。


まとめ 今後の自分のFXの形

あくまでここで述べているのは個人的な見解です。どの取引手法でも良い所もあれば悪い所もあります。しかしスキャルピングは最悪は口座凍結もある事は理解しておいた方がいいでしょう。またこれも主観ですが、デイトレードを上手くできるようになれば、ある意味、どちらでも出来るのではないかとも思います。

デイトレードでも相場の流れをみて瞬間で動くことは可能ですし、相場によってはスイングトレードに近づける事も可能だと思います。ようは取引の形の中間がデイトレードだという事です。デイトレードを先に会得したほうが、どちらでの対応も順応性は高くなるような気がします。

スキャルピングで特に秒単位で取引したならば、やはり時間軸を長く見るのは苦労するでしょう。デイトレードで1時間程度の形を作り上げた人は、それを中心に幅をもたせやすいのではないかと思います。

どの取引手法がいいと断言はできませんが、私は今後もデイトレードへの変更の道を模索し続けたいと思います。相当難しいでしょうが…。

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