FXでスキャルピングをするための1分足チャートの先読みについて

2018年4月3日

FXにおいてチャートを先読みできる能力は理想形です。どの位の時間軸で先読みが出来るのかによって活かせる取引手法も異なりますが、ここでは、このブログを見て頂いている方からの疑問にお答えしたいと思います。

スキャルピングで1分足チャートを見続ける大切さ

以前に、以下の記事で、

『チャートの動きを1分足ならば、頭の中で先行して動くような感覚が生まれた。』と書いていた事に対して次のような質問を受けたので、出来る範囲でお応えしたいと思います。質問を要約したものが

2か月で1分足で先読みできるようになったとのことですが、そういった訓練するのにコツみたいなものってあるのでしょうか?

こう言った質問を頂きました。上記の記事内でも少し感覚的な文言で、

1分足チャートをにらみつける時間にあてる日々を2か月位を送った状況で、チャートの動きを1分足ならば、頭の中で先行して動くような感覚が生まれた。いわば先読みの感覚です。但し、これは1分足だけの感覚。今そのタイミングだけの感覚です。

このように書いていましたが、やはり感覚的な部分が多く伝わりにくいと思いました。ただ、やったことは2か月間、空いている時間は自分の取引通貨等を中心にひたすら1分足チャートを見続けただけなのですが、まず見続けていた事は、

FXで1分足をどのように見ていたか
  • 常にこの先チャートはどうなるか自分なりに1分足の流れを予測しながら見た
  • 基本的に動かない相場は対応しにくいと思い、動いている相場に集中した
  • 大きな動きの中で1分足の中でも上下に大きく動くことがありそのタイミング
  • 上昇、下落により動きに違いがあり、それがどういう状況下でどのような動きになるのか
  • 節目を狙う動きの上昇・下落時は1分足の中でどういう動きをするか
  • 1分足が切り替わるタイミングで上昇・下落相場共どういう動きになるのか

以上のような感じなのですが、その見続けている間、

FXで1分足を見続けながら考えていた事
  • 常に予測と同時に想定的(デモ的)に注文し取引する気持ちで1分足チャートを見ていた
  • その勝ち負けの合計も出して、あらゆるパターンで自分が対応しやすそうなパターンを精査した

以上を単純にチャートを見ていたわけでは無く、注文していたらどうなっていたのか?。また、そのチャートのパターンを分解して考えました。その内容は、

1分足のパターンによる分析
  • 下落時の動き
  • 上昇時の動き
  • 指標後の上昇・下落の動き
  • 要人発表後の上昇・下落の動き
  • レンジ相場でも突如大きく動く場合は、その時の動き
  • 1分足が2・3銭程度の動きであれば基本的に見なかった

各パターンで自分の勝率をまとめました。すると自分の場合は、下落途中の買いの確率が他よりも良かった事に気が付きました。そこからは得手不得手の範囲を少なくするため全パターンをもう一度見続けるました。

そうしたことの繰り返しの中、段々と『この先はこうなるな』という感覚に変わっていったという感じです。見続けた事が、経験値として自分の中に入り、

自分が得意そうである動きで少し先の1分足チャートの予測確率が向上した

少し言葉足らずだったのかもしれませんが、全ての1分足の少し先が見える感覚では無く、自分が想定して勝負したパターンの中で、得手不得手が何となく見え、自分の得意そうなパターンでは、そういった感覚が研ぎ澄まされたという事です。

スキャルピングの能力に必要なチャートの先読み

スキャルピングでの1分足チャートの先読みと言っても1・2分以内の動きの予測感覚です。5分・10分と伸びて行けば、予測する力は比例するように落ちて行きます。言葉で伝えるのは難しいですが、実際やったことはこういう事の繰り返しでした。

これが正解なのかはよくわかりません。ただ見続けた事は自分ではよかったと思っています。この経験とその後の取引の中の経験も合わさってくるので、あらゆるパターンの映像が段々と自分のなかにインプットされていくのでそれを今でも、

1分足のパターン分析から自分の取引しやすい相場の判断をつける
  • 取引のタイミング
  • 自分の勝ちやすい相場の形
  • 自分の負けやすい相場の形
  • 決して取引してはいけない相場の形

などの判断基準の根幹になっていると思います。ここまでは、質問に対する私の答えです。お望みの詳しい答えでないかもしれないので、申し訳ありません。なのでさらっと読んで頂いて、この記事に関して気を使って頂かなくてもいいので、自分に活かせる所だけ持って帰って頂ければいいと思います。

ここからはスキャルピングの能力だけを磨いても、どうしても自分が一定の壁に遮られ、先に進めなくなる状況が続いている事もあり、自分自身の反省点も含めて、スキャルピングの欠点やデイトレードへの理想を綴っています。

スキャルピングを理想形と考えている方は、それを少し否定的に捉えた内容なので、ここまでとしてください。

デイトレードでの感覚を磨く方がFXの幅が広がる

スキャルピングは確かに利点もあります。但し、このブログでは多く書いていますが、スキャルピングは欠点も多くあります。それは相場の動きを予測できたとて、あくまで各業者のスキャルピングの許容範囲によっては、相場だけと対する形ではなくなります。

私は少しずつ時間軸を伸ばそうと現在も努力はしていますが、まだまだ人にこうだと言えるレベルではありません。しかし、デイトレードをある程度自分のものに出来れば、FXの幅は格段に広がると思います。

スキャルピングだけの能力では、人によって目指す所が違うので、一概に悪いとは言えませんが、大きな金額を望むのであれば、デイトレードの能力は必須条件だと思います。デイトレードであればある程度までの複利運用が可能です。

デイトレードの能力があれば、スキャルピングで業者に口座凍結されようが、FX業者がある限り、どのFX業者でも対応は効きやすい

なので、しょうもない心配をする必要もありません。堂々と勝てます。

スキャルピング自体が違法はありません。ただその判断がFX業者の他の日本の企業ではありえないような手前勝手な、過度の短時間取引はダメだ、程度の約款内容で勝った人を追い出せる内容になっているのが現状

そういったあやふやな内容で、せっかく自分のものとしても、結局、あっち行きこっち行き…。スキャルピングだけでは追いやられてしまう可能性もあります。予測能力は少し時間軸を長くしていき、5・10分と伸ばしていければ、大きな力になります。

チャートだけが今の動きを表している

各テクニカルも上手く利用できればすればいいと思います。ただ、私の個人見解ですが、『今』を素直に投影しているのはチャートだけです。それをどういう精査をして、どのように見続けるのか、そこから見いだせるものはあると思います。

同じような方法で5分・10分・30分と見続けましたが、今の所何となくの方向感は分かるのですが、どうしても長い取引時間に体が拒否反応をしている状態が、私はFXをしてからずっとあります。

そういった変な苦手意識が、単純に見ればいいものを複雑にして行っているのが今の現状だと思います。デイトレードでも負けはしないのですが勝ち越すことが出来ない。こんな事が、ずっと続いています。

専業なので、あきらめず自分の理想形のデイトレードを身につけたいですが、理論は出来上がっても実際やれば、体がスキャルピング体質になってしまっていることを、完全に排除しなければ、その道が開けません。

FXと並行しながら、来年は自分の今の感覚を少し生かせそうなバイナリーオプションと、FXのスキャルピングとデイトレードの中間のような取引を作り上げられたらと思います。

今からスキャルピングをはじめられる方へ、スキャルピングを否定する気はありません。ただ、こういう状況に陥る私のようなダメトレーダーがいる事も頭の隅にでも入れて頂いて、取引に幅を持たせることもFXで大事なことなのかなと思います。

FXでスキャルピングに特化しすぎると

私はFXを始めた段階からデイトレードがFXでは理想形だと思っていましたが、どうしても短い時間軸の方が勝率がよく、望まずにスキャルピングに導かれたという形が2018年に至るまでの経緯です。

しかし、2006年に初めてFXに出会って以来、私のFXの収益の99%近くはスキャルピングによるものになってしまいました。そしてスキャルピングに依存してしまうFXを続けてしまっているのが現状です。

絶対にFXはデイトレードだとは言いませんが、短い時間もっと言えば秒単位の取引を体に染み込ませれば、デイトレードが途方も無く難しいものに移行することがあります。

スキャルピングもデイトレードも上手く対応できる人は参加者の中では相当少ないでしょう。しかし、デイトレードを主体とする人のほうが私の中ではFXの世界で生き残れる可能性は高いと思います。

ボラティリティに依存してしまうスキャルピング

スキャルピングは取引時間にもよりますが各通貨ペアのボラティリティに依存してしまう

相場に動きが無い場合にスキャルピングの能力だけに突出していれば、まず大きくは勝てないケースが多く、長い時間軸のチャートを見る能力が無ければ、例え1日1円動いても、その動きがダラダラ動く相場ならば対応は出来ないこともあります。

以前のドル円相場のように1ヶ月のうちに半分は動きのある相場の日であれば問題はありませんが、

2017年1月以降のようなドル円の低ボラティリティ相場の連続があれば、取引時間が短ければ短いほどスキャルピングでの収益は停滞します

その低ボラティリティ相場の連続をユックリ参戦しないと決めて休むも相場を実践できる人は問題がありませんが、無理にでも参戦すると大怪我に繋がることもあります。デイトレードの能力があればスキャルピングほどボラティリティに左右はされません。

スキャルピングの先読み能力のまとめ

FXのスキャルピングは短期的な資金効率は良く、上手く立ち回れば1ヶ月もかからず元本を倍にすることはそう難しいことではありません。しかし、問題はそればかりに固執して、大きな相場の流れを読む能力を育てないことです。

スキャルピングと並行しながらデイトレードが出来るのであれば理想形かもしれませんが、プロ野球選手で例えれば、チーム内の選手が全てホームランバッターということはありません。

やはり足の速い選手や守備の上手い選手などバランスが必要です。スキャルピングを足の速い選手と例えれば、盗塁王も夢ではありません。しかし、意識が足ばかりでは、ヒットが打てません。勿論、ホームランバッターにもなるというのは至難の業です。

短い時間軸だけに突出した能力を身につければ、確かに短期的な収益は各段に上昇するかもしれません。しかし、他の能力が欠けていれば口座凍結などを受ければ、もはやその能力を活かす土台さえ無くします。

足は突出して早いが、そればかり磨いて肝心の出塁出来ない状態になればその足の能力は活かせません。そうならないためにもFXでは特にスキャルピングだけに固執すれば、そういう事が起こりえます。

デイトレードを推奨しているわけではありませんが、スキャルピングだけに固執するFXはいざ取引出来る土台を失えば脆いものだと言うことは頭に入れて、色々な自分の形を模索しておくこともFXでは必要です。

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