FXを1分足でスキャルピング手法のコツをつかむがその後にくる危険とは

2018年2月18日

私は長いFX生活の中で取引スタンスはスキャルピングで取引をしています。(2017年12月)この先どうなって行くかはわかりませんが、ここでは私は好んでこの形になったのでは無く、なるべくしてなってしまった…。その経緯です。

FXをやり始めた頃はスイングトレード

初めてFXを行った時の私の取引はスイングトレードでした。意味も分からなかったので、ただ長く持っていたと言うだけの事です。ただそこから半年近く、やっぱり1日以上のポジションの保有をしていました。無知とは怖いもので、今の私には一切できない取引です。

当初は負けが積み重なりながらも、FXとはこういものと変に納得させ、日足を見て何となくポジションを取っていました。当時のFXの本には浅い内容しか載っていませんでしたし、テクニカル的なものはあまり無く、ただレバレッジが効きリターンが大きい事が取り上げられていました。

下手なりに全く考えなかった訳では無く、ある程度、『収益>損切り』の考えを持つようになっていき、通貨ペアもある程度固定するようにしていきましたが、全くと言っていいほど勝率が上がらず、変なビギナーズラックも無かった事が、かえって

FXを深く考える時間を取る事になった

のは、今考えるとこの時の負けは良かったと思います。FXの出会ったばかりの自分は、塩漬け・ナンピンなど深く考えずやっていてもはや負けのオンパレード状態でした。

今や絶滅のタイムクォート機能との出会い


長く負け続け、FXを一旦止めて何かFXで勝てる方法はと模索している日々の中、自分が使っていた口座にタイムクォート機能がついていた事に気がつきました。

タイムクォート機能とは何秒間か為替レートを固定してくれ、その間なら実際の為替レートが動いていても約定してくれるという機能

といったものです。これは今考えればすごい機能です。業者によりそういった機能が私がFXをやり始めた頃にはありました。但し、スプレッドが今とは比べ物にならない程大きかったので、その機能を十分使っていなかった人も多かったと思います。

タイムクォート機能がある会社は大体8秒はレートを固定してくれました。これは、注文時にも決済時にも使える機能で、実際変動が大きければ、すでに勝ちが確定した状態で注文を執行でき、しかも決済も決済するまで何度もその機能が使えました

これは凄い事です。自分と不利に動いたことが確定した時点で決済できる事を意味します。その当時は、今の動きの比ではなく、リーマンショック時も加わり、とんでもないボラティリティをどの通貨ペアでもあった時です。この意味がわかれば、このタイミングでいくらスプレッドが高くとも、この機能さえあれば、負ける勝負はしなくていいので、

勝ちが決定するタイミングを見るだけ

私が気が付いたのが2008年だったのでいいタイミングでした。しかもその当時はレバレッジも100倍・200倍は当たり前の時代。30万円程度の元本で50万通貨を取引する事さえ可能でした。やり方が違法でも何でもなく、

当時タイムクォート機能はFX業者が与えてくれている機能だった

それを生かして、少ない元本を短時間で10倍にかえるのも難しくありませんでした。しかし、流石に通貨数を上げて勝ちが続くと業者は手をこまねいてはいないものです。50万通貨程度以降は注文が通らなかったり、決済がまともに出来なかったり。

結局、この機能がまともに使えたのは、2008年までだったと思います。こんなやり方を覚えてしまった事が、ある意味で更に自分の中で

デイトレードやスイングトレード等のスタンスを苦手にしてしまった

のかもしれません。

FXをデイトレードで統一した

そういったタイムクォート機能が無くなりつつあったのですが、それでもFX自体には魅力がありました、当時はスプレッドも大きかったのですぐにタイムクォート機能を無しにしてのスキャルピングは相当不利でした。何度も挑戦はしましたが、スプレッド負けして結果も得られませんでした。

だからデイトレードに変更しましたが、少ない通貨数ではある程度勝率も良かったのですが、通貨数を上昇させるとおかしくなる状況から抜け出せず、デイトレード自体にもFXにも魅力を感じなくなり一旦はFXを辞めました。

その当時もデイトレードを自分のものにする為、ありとあらゆるテクニカルを勉強し、実行し過去のデータを検証もしました。しかし、どうにも通貨数を上げると精度が落ちる…。結局、才能が無いと思い、当時はブログで収益も上がり始めたので、FXに見切りをつけました。

しかし1年位経った時に、やはりあきらめきれない気持ちがあり、再度デイトレードでFXを再開しました。しかしそれもひたすら元本を行ったり来たり…。そんな事を4ヶ月位続けましたが、流石に焦りもあり、手法を見直しました。

スキャルピングにしたかった訳ではない


そんな中、当時はスプレッドが平均的にドル円で0.5程度まで下がっていました。デイトレードが無理ならば仕方がありません。短期勝負だと切り替えました。そこからは地獄のチャートとのにらめっこ。元々ドル円は好きではなかったので、ユーロ円で取引を開始しました。

スプレッドも2008年から比べれば格段に下がっていましたので、あいている時間は通貨数を1万通貨に固定して、毎日毎日数百回程度の取引を繰り返しました。取引していない時間も

1分足チャートを睨みつける時間にあてる日々

そう言った日々を自営だったので、仕事の空き時間は全てチャートとの格闘に明け暮れました。そうした2か月位を送った状況で、

チャートの動きを1分足ならば、頭の中で先行して動くような感覚が生まれた

いわば先読みの感覚です。但し、これは1分足だけの感覚。今そのタイミングだけの感覚です。しかし、自分の本来の求める形は

デイトレードを含めそれより時間の長いスタイルでFXを極めるべき

だと言うのは分かっていました。頭で理解はしつつも結果が得られない日々は、どうしても自分の求める形とは逆行していき、さらにそれに時間を費やす事は、葛藤の日々になりましたが、なぜスキャルピングを取り組みながら否定する気持ちになるのかは、

スキャルピングには口座凍結の危険性がある

なぜならスキャルピングは業者との戦いになります。別にスキャルピングが違法ではありません。しかし常につきまとうのは口座凍結。そういう噂がネット上では溢れかえっていました。当時自分で経験していないので、真偽が分からなかったのです。

ただ、情報はかなりありました。負けた腹いせレベルの嘘情報も多々あったでしょうが、頭からはこれが抜けませんでした。なので、デイトレードを極めたい気持ちだったのですが、自分の感覚はスキャルピングに傾いていって行きました。

スキャルピングしか生き残れない才能の無い自分

結局2013年から、自営の仕事も少なくなり、自分の体調も悪化しつつあったので、取れる道を選ぶしかありませんでした。元来、ポジションを長く持たない癖がついてしまっていて、負けポジションを処理する能力も今より統一感が無く、何しろビビリトレーダーです。ならば損切りは短時間で、収益も小さく取る形で取引時間が短ければ、

取引時間が長い事でかかる無用な緊張感を長時間味わう必要はない

そう思うようになりました。

長時間のポジション維持でのメンタルが明らかに人より欠如している

という事は、経験上明白でした。なのでスキャルピングをしたくなくとも、そうなってしまっていたのかもしれません。ならば、理想論を並べても仕方が無く、やれる事をするだけと思ったFXの形がスキャルピングだったと言う訳です。

そこからはまさに死に物狂いで、自営の仕事が終われば全開でFXに取り組みました。自営の仕事に影響が出ない範囲で夜遅くまでやりました。実際、肉体労働だったので、睡眠時間は3時間程度になり、相当無理があったのでしょうが、やると決めれば、元来1つの事に集中するタイプです。

ひたすらスキャルピングに明け暮れる日々でした。そうして2013年は何とか自営で時間もまだかなりあり、FXの時間が少ない中で、

スキャルピングの形の固定

が完全に自分の中では出来上がりました。しかし、それでもつきまとうのは口座凍結の問題。しかし、それに無意味に怯えても前進はしないので、肉体的に自営の仕事は限界を迎えたので、2014年に専業の形で退路を断ちました。

スキャルが自分を苦しめる

そうして2014年・2015年はスキャルピングで何とか乗り切りました。しかし稼ぎが増えつつあっても、怯える自分がいました。使いやすい口座は確認の意味も含めてかなり開設しましたが、やはり業者により自分の手法とのマッチング具合は大きく異なり、結果この期間で2口座しか自分の感覚では合わない状況でした。

それでは危険だと、ひたすら少ない金額でデイトレードも並行していましたが、どうやっても微益程度に収まる。これが完全に負けるわけでも無い。しかしやれどもやれども光が見えない。スキャルピングで自分なりの結果は残せど消えない不安感。

そしてスキャルピングには通貨数の限界がある。これも口座によって多少変わりますし、スキャルピング自体にも秒なのか分なのかで違いがあり、一概に言えませんが50万通貨以上では、それ以下の通貨数で行っていた事は、スプレッドの点であったり、システム的な点でも出来ない現実がありました。

スキャルピングでの複利運用にはその形にもよるが限界がある

デイトレードであれば理想的な複利運用の可能性があります。しかしスキャルピングは状況にもよりますが、頭打ちします。そして、自分の使いやすい口座が少ない中で、どうしても無用の敵との戦いは勝てどもメンタルを苦しめて行きます。

スキャルピングの限界の現実


そうこう頭を悩ませながらも平行するデイトレードでの才能の開花は全く無く2016年に突入しました。1・2月で1000万円オーバーになり気分は悪くは無いが、常に頭はデイトレードの事で一杯の状況でした。そうしながら7月までに1850万円程度まで収益を伸ばした時でした。

何の前触れもありませんでした。とうとう現実に起こりました。口座凍結…。これが起こる前までにデイトレードを形にしようと日々焦っていましたが、完全な後手に回りました。ここから2ヶ月は完全にやる気が失せました。真っ白です。

そうは言うものの専業トレーダーである自分は立ち止まれません。通貨数を絞りそこから300万円程度は積み重ねましたが、主に使っていたFX口座の消滅は想像以上にキツイもので、目に見えて以前出来たであろう取引が微妙に狂っていきました。

そこから2017年を迎え、今(2017年12月)まで来ましたが、2017年の相場は自分には、元々使っていた口座であっても苦戦していた相場です。本来は休む相場。

しかし、無用な後悔をしながらデイトレードへの切り替えを模索し、違う副業も探しつつはどうにも上の空。

相場の動きに応じて、日々の稼ぎの主流は変えませんが、大きな目標に達成するには完全な岐路に立ったのは目に見えています。この限界を感じてどう乗り越えるのか?。日々模索の毎日ですが、あきらめれば終わり。例え2018年が0円でも喰らいつく気持ちはあります。

1億の資産形成にはスキャルピングの呪縛から離れるべき

もはや起こった現実。そして今後の生き残りを見れば、スキャルピングを捨てなくとも、それだけを中心とする期間は過ぎました。長い期間後ろ向きのメンタルになっていましたが、もはや前進あるのみ。

もう一度原点に立ち返り、FXを立ち直らせる。そしてFXだけというしかもドル円のみと言う固執もやめ、もう少し広くアンテナを張りつつ、出来る事は全てやる位の気持ちで、目先はバイナリーオプションの挑戦。

そしてこのブログではありませんが、違った形でのブログでの収益形成。以前月に最大15万円までは1つのブログで収益もありましたので、再度、全く違う形の副業の形成も模索しながら、最終目標への足掛かりを2018年で作る。

私自身、スキャルピングにこだわってFXを始めた訳では無く、状況がそうさせたのが大きな流れでした。今からスキャルピングを目指す方には、嫌な内容かもしれませんが、1つの手法にこだわるのも良い事ですが、実際のこういう事も起る現実はあります。

その時の対処法は常に頭に置くべきです。私のように取引しながら無用に悩む必要はありませんが、そういう事がおこった場合の対策は練っておいて次にすぐ進めるようにしておくことが、兼業であろうが専業であろうが必要です。

私は、自分の体調面もあり現在まだ完全に収益停滞が終わった訳ではありません。しかし、そういう収益停滞を生む事が嫌ならば、常に色んな形の収益を模索しておいた方が長い投資生活には必要である事を1年間嫌と言う程味わいました。この経験が糧となればいいと思います。

スキャルピングの危険のまとめ

自分がFXで総額6,000万円近く稼いだ手法であるスキャルピングを否定する辛さ

これはメンタル的に崩れ去るような感覚です。絶対にスキャルピングでは稼げないわけではありません。しかし、立ちはだかる通貨数の限界値、そしてFX業者の口座凍結・システムの改悪

相場だけがFXにおける敵なのにそれ以外の不確定要素がスキャルピングには存在する

自分で作った手法を自分で否定することに2017年の1年間はひたすら自問自答を繰り返したような気がします。答えはデイトレードだと決まっていても、どうしても精度が上がらず、ひたすら勝率50%の生かさず殺さずが続くデイトレード。

見えそうな時もあり真っ暗闇になることもあり、やはりマッチしない。そこにはスキャルピングで勝ち始めた時の明確なビジョンは消え失せ、自問自答と自分否定のメンタルであえてデイトレードを難しくしているのかもしれません。

1年半続くメンタルの悪化は専業当初の明確な目標は砕かれ、糸の切れた凧状態の言いようのない心の感覚が支配しています。元来ネガティブ思考なのでこうなれば加速度的に心が弱ります。手法もそうですがつくづくFXはメンタルが1番重要なことだと思います。

こんな1年半を収益停滞を生みメンタル壊滅状態でも少ないなりの収益を維持したのはわずかに残った資金管理能力のお陰です。

色々な形を模索しながら抜本的なFXの方向性を決める2018年はこの呪縛から少しでも抜け出して、小さな光を見つけたいと思います。『何か』それが少しでもあれば、出来ると思い込めば集中力を発揮できると思うので、スキャルピングの呪縛を解き放てればいいと思います。

スポンサーリンク