スキャルピングでの複利運用はFXでは不可能な理由

ここでは私が個人的に感じるスキャルピングでの複利運用がFXでは難しい事についての話です。

FXではスキャルピング取引だけでは複利運用に限界がある

私の場合においての話になりますが、FXを1万通貨位から初めて複利運用で口座金額を増やしていった時に必ず、大きな壁が存在してきます。基本的にスキャルピングを取引スタンスにしている私の場合は、

・2008年-2ヶ月間で5万通貨から始め35万通貨で頭打ち(元本30万円で期間収益は+300万円)

・2008年-4ヶ月間で5万通貨から始め40万通貨で頭打ち(元本30万円で期間収益は+350万円)

・2013年-7ヶ月間で1万通貨から始め45万通貨で頭打ち(元本10万円で期間収益は+350万円)

以上のように短期間で少ない通貨数から大きい通貨数に上げると、どうしても行き着く先に壁が出てきます。上記の場合は、FX業者での取引不具合やスプレッド拡大などがあったので、どうしても行き着いた通貨数で仕方なくやめていたので、完全にはその壁の存在に気が付きませんでした。

複利運用で一定通貨数に到達した時に襲われる恐怖心

複利運用は通貨数はジワジワあげていくのがベストです。ただ、2014~2015年は専業になり複雑なメンタル状況も加わり、どうしても30~40万通貨で味わうマイナスの大きさに耐えきれず損切りを起こしている事が多い事に気が付きました。要は、

通貨数が大きい事で、それまでチャートを見て損切りしていたものを金額を見て損切りしてしまっている

そんな自分がいるわけです。例えば、20万通貨ならチャートを見てこれくらい逆へいったら損切りすると決めて注文して、概ねその通りの損切りが出来ているのに、30万通貨にして取引を行うと、今まで20万通貨でやっている事が多かったとすると、概ね1.5倍の取引数量となり、損切りがどうしてもチャート想定より、マイナス金額にビビって損切りしてしまっているという事です。

これでは、自分の今まで培ってきた損切りとは大きく異なっていき、完全な損切り貧乏へ入って行ってしまう傾向が多くなるようです。そして、取引手法や相場観のずれを生み下手をすると、更に大きな通貨数へ変え、無茶苦茶な取引に大変貌を遂げる事もあるという事です。

2013年に1万通貨からジワジワ10万通貨に上げていき15万通貨にいきなり上げた時に、一晩で概ね口座を半額まで減らした記憶が蘇ります。その時も初期形態は損切りタイミングの違和感から起こったことに後で気が付きました。

FXで一気に通貨数を上げる危険性

FXで取引になれてくると通貨数は段々と大きくなっていく人も多いと思います。ただ、突発的に上昇させると、今まで自分が出来ていた損切りが、全くできなくなったりすることに繋がる恐れもあります。

どの通貨数においても1万通貨でやる時の感覚と同じ感覚でやる事が前提

であるのに、通貨数が大きくなっていく事で、損切りのタイミング、プラスの取り方、全ての感覚がずらされて行くようであれば、複利運用は無理です。

FXの理想的な複利運用方法

上記のように、急速に上げていく複利運用には、突如つまずく壁が存在し危険がある事が多いわけです。誰でも思う完全な複利運用は一切振り向かず、階段上で通貨数をあげて収益を増やす事ですが、100人いれば、ほぼ1人の突出した能力を持っている人だけに出来る事で、まさにファンタジスタです。

一般人に一つのつまずきも起こさず駆け上るのはほぼ不可能です。それなら私の考える理想形は

3歩進んで2歩下がるFX複利運用

これしかないようです。調子がおかしいのであれば、相場を休む選択肢を含め、通貨数を半分とは言わず2/3程度に落とし様子を見る。調子が戻っても急速に通貨数を戻さず、ジワジワ上げていく、そして調子がおかしいとまた少し下げる。この繰り返しから生み出す他ないようです。

これも完全余剰資金で全くいらないお金でやっていれば、完全ゲーム感覚で複利運用出来る人もいるかもしれませんが、それもほとんどの人にとっては無理な事だと思います。又、専業・兼業・生活環境・メンタル状況・体調等全てが異なる全ての人に当てはまる運用方法でもありません。

ただ、この形にはある条件があります。デイトレードとスイングトレードを主体で取引している人は、時間とともにこの壁は、どこかで上手く突破できる可能性は高いと思います。問題は私のようなスキャルピング主体の取引では、違う壁が存在します。

スキャルピングでは相場以外の条件で複利運用に限界がくる

私が、初期の時点で感じた壁は、FXがどうこうと言う壁ではありませんでした。それに完全に気が付いたのは2016年でした。その前から何となくシステム的に壁を作られている感じはしていましたが、

スキャルピングがその壁を超えさせない

そういう事でした。これもスキャルピング自体に個人差があるので、私にしかあてはまらない事なのかもしれませんが、どうしてもスキャルピング主体の取引で勝っていけば、相場と別に敵が存在してきます。

これは感じるだけだろうと思って頂いてもいいですし、実際、確証があるわけではありませんが、業者により変わりますが私は25万通貨~50万通貨で取引をすれば、確実と言っていいほど、悪意のあるシステムを味わう事が多かった。

一番きつい事は口座凍結。それ以外にも何も大きな動きが無いのに、注文時にスプレッドを倍取られ、決済時にスプレッドを倍取られる。それはスプレッドが広がったのではなく、常に0.3なのに注文決済で1.2になる状態が2社あった。

又、20万通貨まではどうもないのにそれ以上になれば、異常にすべりをひどくする。極めつけは、何の変動もしていない状態でもスプレッドが広がりっぱなしの状態で時折正常に戻るような感じの所もありました。

これは、負けた腹いせでも何でもありません。その時々で起こった事実です。全て勝った状態で起こっている事です。ようは『出て行け』のサインなのでしょう。相場と常に戦う必要があるのに、これではどの敵と戦っているのか?

この状態では複利運用どころか、まともな取引さえ不可能になる。ようはスキャルピング主体で勝てば、30~50万通貨には絶対的な壁が存在する人がいるという事です。ただ全員ではありません。その基準もわかりません。

長くFXを続けるにはスキャルピングだけでは限界が来る

元々デイトレード能力が低く、致し方なくスキャルピングを選んだ私ですが、FXの本当の良さは複利運用です。これを実現したいと言うならば、私だけかもしれませんが、スキャルピングには限界があります。

夢の無い話に聞こえますが、1人の人間が実際受けて来た事です。業者側もスキャルピングがダメなら、キッチリ時間を指定すればいいだけが、負けは呑みこむのが日本の業者なので、そんな時間を書けば新たな客も増えず自分たちが困るのでしょう。

短時間の取引はダメというような、こんなあやふやな約款で一体どのように規制が効くのか?。しかもスキャルは別にいいとさえ言っている業者が多い。取りあえず気にくわなければ追い出せるあやふやな約款で、どうとでも解釈できるのが現状なのは真実です。

こんな感覚に落ち込む状況がスキャルピングにはあるという事実。やはりFXを長く続けるためにはデイトレードを主体とするべきなのは、私の理想形です。そうしたいと日々模索はするのですが、中々難しい現状。こう言った壁を感じる事のないFXを目指し、自分の中の壁を破りたい所です。

スポンサーリンク