FXの目標設定にとらわれ過ぎる事で生まれる副産物とは

FXで目標を立てることは絶対に行うべきです。但し、あまりに強くそれに縛られ過ぎると思わぬ副産物を生んでしまいます。ここでは目標設定の大切さとその後やってはいけないことについての内容です。

FXの目標計画の大切さ

よく投資の計画は無意味で、1日いくら稼ぐと決めることは良くないと言う言葉を目にします。相場は自分の思うように動くものでは無いし、計画したとてその通りにはならないのも事実です。

収益をコントロール出来るなど一握りの天才的な人だけだし、取りあえず相場に合わせればそれでいい。それはそれで正解でしょう。概ね勝っている人は自分の勝てば官軍理論で単純に目標設定をするべきではないと言う人が多いです。

但し、それは自分が勝ったから初期の自分の姿や考えをすっ飛ばした着地点の言葉です。それがなぜダメなのかについては言わず、そうすることで生まれたように結果だけを言っても本質ではありません。

実際は勝った人も初期段階では色々と計画し目標はたてたはずです、但し、自分の経験上それがつまずいた時に、目標設定がメンタルを苦しめ焦りを感じるから、目標設定はダメだと言っているだけです。

だから何の計画も立てずに日々何も記録せず、何となく1年を終えるのか、長いビジョンでいい時も悪い時もある投資期間をどのように乗り切るのかを考える意味でも目標を立てる事は大事だと思います。人それぞれ投資行うスタンスが違います。

人それぞれの投資スタンス
  • 副業的に小遣い稼ぎ程度で投資を行っている
  • 余剰資産を無駄にしないために投資を行っている
  • 将来的に投資を本業としようと投資を行っている
  • 現在、すでに専業トレーダーとして投資を行っている
  • 借金を返したいから投資を行っている
  • ほしいものがあるから投資を行っている

投資を行う理由は人により千差万別で、特にどの形が正解という事はありません。投資を行いその目標も人それぞれです。そこに個人特有の性格や生活環境も加味されるので、色んな意味でも目標値も千差万別です。

ただ、余剰資金で小遣い稼ぎ程度の考えならば、特にキッチリした計画など必要もないでしょうし、副業的な考えでも本業がしっかりあるならば、小難しく考えず余剰資金で好きなようにすればいいと思います。

問題は、本業にしたい、専業トレーダーだが稼ぎが微妙(自分も含みますが)等の条件の人は、やはりキッチリ投資方法に応じて目標をたてるべきです。行っている投資の種類、取引スタンスにより計画は人それぞれ変わってくると思います。なぜ計画したほうがいいと思うのか以下のリンクを参照ください。

FXでの停滞期・負けの連続から目標計画がメンタルへの負担に

FXの目標計画はしておいた方がいいですが、FXでの停滞期・負けの連続からあまりのもそれにこだわりすぎて『1日~pips取らないといけない』と呪縛のように考えるのはメンタル的に追い込む結果となり、焦りやイラダチから色々な副産物が生み出されます。

FXでの不調時に目標設定の呪縛化で生まれる取引
  • 自分の取引スタンスでは無い取引を繰り返す
  • 自分の得意な相場の動きでなくても無理やり参戦する
  • 突如通貨数を無理に上げる暴挙に出る
  • 何の計画性も無く突如として別の通貨ペアで取引する
  • 何の計画性も無く突如として別の投資で取引する
  • 相場自体に敵意を感じてやけになった取引をする

FXでの停滞期・負けの連続からこれらを含めて人により目標設定が異常な呪縛とかし、普段冷静な状態からは想像もできないようなことをはじめてしまい、メンタルの負担を更に加速させてしまいます。几帳面な人ほど計画の狂いは許せないと思い加速度的に悪い方向にいきます

なにかネガティブ思考すぎるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、不調時の目標設定の呪縛化はすさまじいストレスとなってかえってきます。特に専業トレーダーや稼ぐ必要性のある人ほどストレスは増大します。

相場のことは相場に聞け

相場は自分の立てた計画通りには動いてくれないものです。あくまで自分が相場に合わせる事が基本なので、決して無理に計画に押し込めてはいけません。ハイハイ偉そうにわかりますわ‼。そんな声も出るでしょう。ハイこれも勝てば官軍理論です。

しかし、残念ですが、自分の不調時に無理やり計画通りにしようと思っても、相場は全く自分の思い通りにはなりません。いくら焦っても、いらだっても相場は知らん顔です。その事実は勝ってる人も負けている人もかわりません。

私は自分が中途半端な収益の専業トレーダーであることを認識しています。なのでこの焦り・いらだちはどの人よりも感じます。しかし、こればかりはどうにもなりません。

トレードに統一性をもって取引しているにも関わらず、不調や停滞が続く場合は、やはりどこかで自分のトレード方法と相場の動きの相違が出ている事が多く、その状態で必死に取引を重ねてさらに失敗すれば、

必死に目標を追ってもメンタルの崩壊を生む

一度崩壊したメンタルは自分が思うほど簡単には戻りません。最悪の場合、自分のトレード手法の崩壊や果ては退場まで追い込まれる可能性もあります。私はFXの70%はメンタルだと思っています。これが壊滅すればもはや投資どころではありません。

これが、目標設定をすることがダメだという大きな理由です。いわばここだけを取って言っている言葉です。こうなるから目標設定はダメだと言うのですが、これをわかった上でも目標設定はFXの根幹です。

人によりメンタルの追い込み方が違います。ここは自分が一番弱い点なので本来、自分も目標設定をするべきではないのかもしれません。しかし、私はそうだとは思いません。こういった状況を生むとわかっても目標設定は大切です。

私は目標設定から色々なものを得ています。その一番大きなものは資金管理能力です。これもFXでは大きなものです。このあたりのバランスのとり方を自分なりに工夫すれば、目標設定をキッチリ行いながらそれを呪縛化してメンタルを苦しめない方法を作り出せます。

メンタルに無理のないFX目標計画を定期的に行う

目標は設定しても、無理に達成しようとする行動は破滅に繋がりますのであくまで、

相場の状況と自分の手法が合う時だけ取引を行う

そして、その結果のみを日々記録し、目標以上ならば淡々と取引を続け、目標に届いていないのならば、更に精査・変更して、自分を目標設定の呪縛から解放してあげて下さい。

必要以上に自分を追い込み、がんじがらめになって、FX自体が嫌になる可能性にも繋がりますので、目標設定を下げてみたり、相場を休んでみたり、自分のメンタルを目標設定の計画より、少し解放したりする事も、長くFXを続けるためには必要不可欠な事です。

『3歩進んで2歩下がる』くらいの感覚で、たまには、後ろに戻る事もある。くらいの心の余裕もメンタルを追い込まない為には必要な事です。それでも『今この瞬間にお金が欲しい』。わかりますがその気持ちをFXだけに向けず、他の何かを模索する時間に当てることも大切です。

視野を少し広げれば、FXだけに固執する必要はありません。FXブログだからFXのことだけ書けとツッコミもはいりそうですが、FXは稼ぐ手段の一つであり、他にも投資は山ほどあります。不調時にいくらFXだけに固執してもメンタルが苦しむだけです。

余剰資金がまだあるならば、FXを休み単純にぼーっとするのではなく他の投資にも目を向けてみる。そしてそのことを精査して出来るかどうかの模索に当てている方が、かえって無理な取引でFXでの負けを増やすこともありません。

今すぐお金がいるというなら、体に不調がなければ、別に投資でなくともいいわけです。バイトでもなんでもすればいいだけです。不調時に無理な取引を重ねればさらに資金は目減りします。それならばFXは休業してほかに目を向けるべきです。

まとめ

私は専業トレーダーなので焦る気持ちは人一倍です。しかも自分のことですがある難病で外での仕事は難しく、どうしても在宅を選択しないといけない状態なので、バイトや他の仕事が選択しにくい状態で、焦ることは誰よりも強いです。

この記事を書いている時点で半年間近くFXの収益は停滞していて専業と呼べるレベルでもありません。目標設定が自分を苦しめることを一番理解しています。それでも目標設定は一番大切だと思っています

この目標設定はFX以外でも活かせます。大きな意味では人生設計にも使えます。計画・目標・実行・成功・失敗そしてまた計画。これなくしては何も生まれないと思っています。自分が苦しい状態でも目標設定は大切だと言っているので、人にもこの通りやれと言っているのではありません。

人にものを教える高尚な気持ちなど持ち合わせていません。キツイ言い方ですが、自分さえよければそれでいいと思うタイプの人間です。しかし、FXでの不調時に無理な目標設定でメンタルを追い込み、FXだけに固執することは危険だと思います。

メンタル最弱だと思っている自分が少なからずFXで収益を上げたのは、完全にこの目標設定から生まれる資金管理能力のおかげです。大きくFXで勝った人はメンタルを苦しめるから目標設定はやめておけといいますが、それをそのまま聞くと、資金管理能力が無視されます。

目標設定とその呪縛化のバランスを取りながら、無理な時には休みそしてさらに無理ならば、他にも視野を広げなければ、専業的な人やすぐ利益を望むような思考の人は苦しみます。

私も日々自分の置かれた立場で勉強中です。上手く目標設定とその呪縛化のバランスを取りバランスをとりながらアンテナを広く持ちながら、FXを長く続けて行きたいと切に願っています。

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