FX初心者でも行える負けないための資金管理能力とは

私はFXで大切な事は大きく分けて3つだと思っています。メンタル70%・基本的知識10%そして残りの20%が資金管理能力。たった20%の大事な点ならいらない?時にはこの能力が20%を大きく超えることがあります。これがないとFXでは生き残れないほど大切なものです。

FXの資金管理能力とは

何となく言葉で聞けば、口座残高を管理するだけと思うかもしれませんが、そんな単純なものではありません。計画・目標・実行・修正・撤退など全てにおいてこの資金管理能力が必要です。この基本が無いと、単純に勝ち続けているのであればいいですが、負けが続くと何の計画性もないので、

FXは単純な博打と変化する

資金管理能力をキッチリ身につけることで、負け方は大きく変わってきます。その負けの精査が最終的なFXの勝ち方に繋がってきます。資金管理能力とはFXのメンタル部分を除くほとんど全ての基軸と言ってもいい重要なものです。

資金管理能力とは
  • FXでの目標の設定
  • 目標から見える自分の取引スタンス
  • 負けた場合の許容範囲
  • 目標が崩れた場合の修正
  • 負けの精査から生まれる勝ち方の安定性

FXの目標は立てるべき

FXでは色んなサイトで『目標を立てるべきではない』という言葉を目にします。それは、その通り進まなくてはいけないと言った呪縛化するような気持ちが生まれるから、目標はダメと言うのでしょうが、それを理解して目標は絶対に立てるべきです。

確かに1日何pip取らなければならないという気持ちが生まれる可能性はありますが、そこは後で修正すればいいだけで、漠然と取引して勝てるのなら問題ないですが、負けが続けば崩壊も早いでしょう。ならば出来る出来ないでは無く、目標はキッチリとたてるべきです。

FXでの最終・年間目標金額をイメージする

FXでの収益で最終的にどれ位の金額を求めるのか、兼業・専業・専業主婦・フリーター・無職。これは人それぞれです。10万円の人もいれば10億円の人もいます。その金額をまずはイメージしてみてください。そしてそれを何年で実行するのか年数をイメージして下さい。そうすると1年間の目標金額が出ます。

FXでの1日の目標金額をイメージする

今度は自分がFXに使える日数をイメージして下さい。これは人によりまちまちだと思いますが、FXでは年間平均250営業日あります。そこから取引出来る日数をイメージして下さい。そこから1日、もしくは取引出来る日数に応じた金額が出ます。

専業・兼業によりイメージは大きく異なるでしょう。将来専業を目指すのであれば、250日取引出来ると計算したいでしょうが、現状が兼業ならば机上の空論になるので、あくまで概ねの取引出来るに数を当てはめた方がいいでしょう。

250営業日あったとしても専業でも24時間フルでは出来ません。少し少なめの日数でイメージしたほうがいいでしょう。

目標から見える取引スタンス

1日の目標金額が見えれば、おのずと1日何pips取るという形が見えてきます。問題はこの何pipsをどのような取引でとるのかです。

例えば1日20pipsとると仮定しましょう。単純に1回でとると考えるならばデイトレード的な取引スタンスになるでしょう。それを10回に分けて2pipsずつ分けてとるならば、スキャルピング的な取引スタンスになります。

但し、ここでも自分の生活環境で大きく左右されます。1日15時間近く取引出来る専業であれば色んな形を模索できるでしょうが1日1時間しか出来ない人は更に長い時間軸のスイングトレードも視野に入ります。

自分が得意な取引スタイルがあるのであれば、それを行えばいいですが、現状、負けている、これからFXをはじめる人はまず、この形をどうするのか決めるべきです。それを目標金額から決めるのか?と思われるかもしれませんが、取引スタイル先行ならば、年間・最終の目標を逆算・修正すればいいだけです。

負けの許容範囲の設定

1日あたりの収益目標が決まれば、おのずと負けをどの程度で許容するかも決まります。1日の負けが1日の収益目標を超えれば少しリズムを変えなければならないですし、さらにそれを大きく超える負けならば一旦取引を止めなければ、一気に崩れる形になります。

1回あたりの取引の収益目標が決まれば、おのずとそれに応じた損切りを設定するようにしなければなりません。これも取引スタンスごとに変わりますが、1回の取引の収益目標を上回るような損切りの設定をすれば、勝率が上がっても収益が増えない形になるので注意が必要です。

損切りもいわば資金管理能力の一部です。負けの形をキッチリ精査できるかでFXの収益は格段にアップします。この能力が欠けると、もはや投資ではなく博打に近いものにFXは変化してしまいます。

目標の修正能力

これもFXでは必要です。目標はあくまで目標。それが上手くいかないのならば修正する必要があります。負けが続いた場合、どうしても人間は、

FXで負けた分を取り戻したいと無謀な取引を行う

こういった経験は誰しもします。但し、その1回で全てが無くなるのもFXの怖さです。そうなる手前で

負けの意味をしっかり精査する

これの繰り返しをしないと、前に進んでいけません。無理な計画だったのならば、少し改善し自分の気持ちにゆとりを持たせるのも必要です。すぐに負けを取り戻したいのは誰でもそうですが、それを行えば手痛いしっぺ返しが待っています。負けが続くようであればその時々に応じて色々修正する点はあります。

資金管理能力とは
  • 最終目標達成期間を延ばしもう少しゆとりをとる
  • 年間及び1日の収益目標も下げる
  • 損切りを含めた取引スタンスの微調整
  • 一旦取引をやめ無駄な負けをセーブし精査する
  • どうしてもFXでかてないならば撤退を含め別の投資や副業も視野に入れる

目標を修正すれば必然的に取引のスタンスも微妙に変化することもあります。そういったことを多く経験すれば、また自分の取引スタンスの幅が出てきます。そういったことを数字的な面から手法を考えられる、これもまた資金管理能力には必要な要素です。

負けの精査から生まれる勝ち方の安定性

負けて単純に『あ~負けたクソー』で終わるならばそれはだだの負けです。なにも活きることもありません。負けの精査を取引スタンス面や金額的要因など多要素で考えれば、負け方にも色んな形が見えてきます。その中で一つ一つ減らせられる負けを増やせば、それが勝ちに繋がります。

どんなトレーダーでも負けます。まあ中には100%勝てると言ってバカ商材売りつける人もいるでしょうし、ごくまれに本当に100%勝てる人もいるのかもしれませんが、まず99.9%はそんな人は存在しません。

取引手法にもよりますが、勝ち負け同じ金額で統一しているならば、負けの確立を50%以下にできれば大きな意味では勝ちです。さらに負けの確立を増やせれるかどうかが収益の差になります。又、負けの確率が49%と少し勝ちが上回った状態でも、取引通貨数を上げれば収益の調整は出来ます。

1万通貨で100回取引し、勝ちが100円、負けが-100円で統一して考えれば、51回勝ち49回負ければ200円の勝ちです。これで1日の収益なら少ないと考えるなら、後は通貨数で調整すればいいだけです。10万通貨なら2000円、100万通貨なら20000円・・・。

あくまでこれは勝ちも負けも統一した考えですが、FXをしている人には損小利大で負けのパーセンテージが大きくとも利益が出る人もいます。これも基本的には負けをどのように処理するかで全てが決まります。

負けの精査で勝ちが生まれるわけは無いと思うでしょうが、負けのコントロールを身につけなければ、99%の勝率でも残り1%のまけで全てが失われるのもFXです。負けのコントロールは資金管理能力の要です。その形が築ければ一定の勝率が安定的に続けられるスタートになります。

FXの資金管理能力を高める

ここで列記したものは全て資金管理能力に付随することです。全てをコントロールすることは感情の生き物である人には難しい面も多々あるように思いますが、これはメンタル面の要素でコントロールされるものと切り離して出来ることです

単純な目標設定や日々の収益目標の設定、またそこと連結する手法やそれに基づく損切りや負けの精査から見えてくる点。これらはイライラしてやりたくなければしなくてもいいですが、メンタルに左右されずにやれば出来ることです。

統一してやることだけが正解では無く、失敗、検討、目標、挑戦、成功、又、失敗そして検討・・・。相場は生き物なのでこちらがある程度、統一した取引をしてみても、その都度変化が生じます。そこは微調整しやれることを繰り返していくしかありません。

これを途中で投げ出すと、私は経験しているので分かりますが、もはや勝っても負けてもどうでもいい感じで、ただ取引だけが行われ、糸の切れた凧状態のメンタルになってしまうことがあります。私は専業になった2014年から全ての取引の損益をその時にエクセルに入力します。

ただ、2017年の6月以降それを止めました。それは単純に取引回数が少なく相場を休むと決めたからと言うわけではなく、目標が見失われてしまって日々の取引がどうでもよくなってしまったからです。

記録するだけでも資金管理能力は高まる

私は毎回の取引の通貨数、それに応じる取引の損益や時間帯をすべてエクセルで取引ごとに簡単に入力しています。これは勝っても負けてもしています。そんなものはFX口座のどこかに書かれているのでいらないと思うでしょうが、全く意味が違います。イチイチ金額を入力したり時間を入力したりするのは、

  • 金額は自分で負けた時をキッチリ認識させるため
  • 時間はどこに自分の得手不得手があるのか見極めるため

FXでは1日の取引結果は口座内でキッチリしたデーターでわかります。それを眺めれば済むことかもしれませんが、この入力することは一見すると無駄な時間に感じますが、あえて無駄な時間を作り、負けを自分の中でキッチリ精査する時間にかえるようにしています。

やる気のないFXでも資金管理能力が残っていれば

これを2014年1月~2017年6月まではキッチリ行いました。しかし、2016年の口座凍結以降、完全に目標を見失いました。そうすると2017年6月以降、休むと決めた相場でしたが、全く休んだわけではなく、取引はしていました。そこで記入を止めました。

そうすると、勝っても負けてもどうでもいい気分になり、相場が動いていないから仕方が無いと決めつけ、1・2回の取引ならどうでもいいと投げ出し、2017年も全く月ベースでは負けませんでしたが、もはやどうでもいい気分が支配することになりました。

考えることをやめれば、何も生まれません。ただの惰性…。精査も何もない日々は苦痛です。しかし、取引しても入力する気力もない。こんな日々が3ヶ月程度続きました。しかし、月単位で負けなかったのは、自分の中に残っているかすかな資金管理能力のおかげでした。

3年以上の専業期間で、例え自分が決めたことをしなくなって、FXの70%を占めるメンタルが壊滅しても、今まで培ってきた残り20%資金管理能力が、大きく勝てなくとも、決して負けを作らない形を残していたんだと思います。

資金管理能力のまとめ

こんなことは結果論だと思うでしょうが違います。メンタル要因はどうしてもその人独特の要因が絡みます。しかし、この資金管理能力は誰でも出来る事です。勝つと言うよりも負けを必要最小限に抑えられる能力といってもいいと思います。

今現状勝てないからどうでもいい。私もFXをはじめた頃は負けの連続でそういった感情でした。ただ、単純な負けで終わることと、その負けを無駄にしないことでは意味が全く違います。

極端な話、負けが続いても口座の金額を全て失うのではなく、最低限の金額を残してFXを撤退したならば、それは資金管理能力があったということです。0にならなければ、やり直すことは可能です。一旦、取引をやめて色々精査してまた復活することも出来ます。

勝っていてもその都度、目標金額に達するための通貨数や現状の自分の収益状況を常に頭に入れて、調整し先に進むことも資金管理能力の一部です。全く利益が上がらず停滞する時期も、余剰資金とのかねあいで休むのか、また苦手な相場を検討し通貨数や取引回数を精査し取引していくことも資金管理能力から築き上げるといってもいいでしょう。

これは何もFXだけに活かされる能力でもありません。全てにおいて、

全てのことに活用できる資金管理能力
  • どのように計画し目標を立てるのか
  • 現状の自分の力で達成できそうな期間はどれ位なのか
  • 実際の行動からくる結果と計画・目標は適合しているか
  • 結果の良し悪しに関わらずその状況の精査を行い次につなげる努力をしているか
  • ダメならばどこかでキッチリあきらめる決断を下せるか

こういったことを繰り返せば、FXが自分にたまたま合わないだけで、他に上手く自分とマッチングする投資や副業は出て来る可能性を高めます。漠然とした取引の勝った負けたはただの博打です。そうならないためにも必要最低限の資金管理能力はFXにも他のものにも必要です。

FXで負けないための最大要素

FXで負けないための最大の要因はメンタルです。そちらの内容は以下をご覧ください。

スポンサーリンク