FXやBOのデモトレードは役に立つのか?

2018年1月17日

どんな投資でも始める前は不安なものです。今はいい時代になり、FX・BO業者はだいたいデモトレード口座を使えます。そこで勝てば実際の口座では勝てるのか?デモトレードの通りの取引が出来るのか?デモトレードの必要性についての話です。

FXやバイナリーオプションで口座を開設を考える前に

ある程度、FXやバイナリーオプションに関する知識がついたら、次は『さあ口座開設』となると思います。

しかし全く投資経験も無い状態でいきなり口座開設して取引はかなり危険

開設しようとする業者にデモトレードがあるのであれば、まずデモトレードで色々試して下さい。役に立たないんでは?って記事なのですが、デモでわかる事も多くあります。但し、慣れれば長期間デモでやるのも問題はあると思いますが、それは後々。

FXやバイナリーオプションのデモトレードの有用性
  • デモ口座元本金額、その元本で最大・最小どれ位の通貨数や金額まで取引出来るか
  • 注文の仕方、決済の仕方、約定した注文の確認方法等あらゆるものを確認
  • デモなので一度最大通貨数・金額で取引してみる
  • 最大で取引した時にどのような損益になるか実感してみる
  • 最大で取引した時の損益の変化の怖さ・驚きを自分が口座元本とする金額と照らし実感する
  • 出来るのならば最大限負けてみる(どうすれば口座資金が枯渇するか確認)
  • FXなら通貨ペアや取引スタンスなど色々試してみる
  • バイナリーオプションなら通貨ペアや判定時間(国内・海外業者により異なるので注意)

他にも確認できる事は、デモトレードの時点で色々やってみる事です。但し、仮にデモトレードで真剣にやって勝ったといっても、あくまでゲームだと思った方がいいので、

デモトレード勝った金額は忘れる

実際のお金ではないので、すぐこれぐらいになると思って開始すれば後で後悔します。くれぐれも忘れて下さい。重要なのは口座の機能や負けた時の金額の減るペース等が分かれば十分です。

デモで勝つパターンを見つけそのまま実際の取引で大勝するのはかなり困難。手法なども実際取引をすれば徐々に変わる事もあり、

勝ち方をデモで実感しても実際のお金で取引するときのメンタルとは大きく異なる

感覚の違いは人の性格や置かれた生活環境により大きく異なりますが、実際のお金をゲーム感覚で取引に使える人は中々いません。ですから、

デモトレードは操作方法の理解には役立つ

程度に考えて下さい。そしていざ、取引して負けた場合に『デモは勝てたのに~』と思い負けを認めないのも愚の骨頂、所詮ゲームです。あなたが資産家で1億持っているとか、ホントにいらないお金ならいいですが、実際自分の貯めたお金を使うのです。それが目減りする事が多々あるのがFX・バイナリーオプションです。

仮想のお金の増減と実際のお金の増減では、全く違うプレッシャーがある
口座に入金するお金に思い入れがあればあるほどデモで勝った取引は無意味になる

デモトレードはその口座のシステムとほとんどの場合同じなので、入金前に自分にとっての使いやすさや操作方法等も考慮し、やりにくそうな口座は利用せず、自分にあったものを見つける為に、色々な業者のデモ口座を十分利用すればいいと思います。

デモトレード後にFX・BOでやらない方が良い事

人間最初はやる気に満ちていて口座開設すれば、さあやるぞ!と意気込むでしょう。しかし投資はそのやる気と収益が比例するものではありません。FXにしてもバイナリーオプションにしても90%程度が退場していく世界だと言われています。

そうならない為にも資金管理やメンタルが相当大切になってきます。だからいきなり大勝を目指す必要は無く、長くジックリ腰を据えて取り組めるように、デモトレードで勝ったからと言って無茶は禁物です。

FXやバイナリーオプションでデモトレード後にやってはいけないこと
  • デモで勝てたのでいきなり大きい金額を入金して大きい取引をする
  • いきなり元本をすべて利用するような取引を行う
  • トレードスタイルを数回程度の取引で何度も変えていく
  • 少ないお金で初めたとしても、無くなればすぐお金を入れる
  • 勝ちのみ考えて、負ける事へは逃避(損切りしない)する、受け入れない

デモトレードで大成功、実際のトレードですぐ大成功。そういう方がいれば素晴らしい事だと思います。そのまま何も考えず利益を伸ばしていけばいいと思いますが、負ける事に関してまったく理解していないのであれば、ビギナーズラックです。突如負けが増えた時の『あせり』・『不安』・『恐怖』を乗り越えるすべは無いでしょう。

くれぐれも、デモでのプラスに関してはトレードスタイルの第一段階の確立、その他、わざとでもいいので負けの状況の確認、口座の取引方法の確認、程度の理解を深める場所と思ってください。勝ち続けだけのデモトレードでは、いざという時の役には立たない状況なり、デモでは勝ったのになぜ?と無意味な自問自答が始まります。

また慎重になり過ぎて、デモばかりで時間を使うのも問題があります。根本的に実際のお金でやる時のメンタルと比較になりません。そこで慎重に積み重ねた手法で勝てたとて、実際の口座では同じ事が出来るかわかりません。

取引方法や使い方に馴れてきたならば、少額の元本で、一番小さい取引に時間を割いたほうが得策です。そして実際の勝ち負けを精査してジックリ勝てるタイミングが来るまで金額を上げず、勝ちが見えた時にこそ、取引金額を上げていけばいいだけです。

デモトレードは無意味なのか?

あくまで個人の見解です。上記の事を加味するとデモトレードに関しては、

FXやバイナリーオプションのデモトレード必要性
  • 損益は実際のトレードのメンタルとかけ離れているので無意味
  • 特に勝ち続けが起こった場合、投資を簡単に考えるので無意味
  • 長い期間のデモは本当の意味の投資スタンスが育たないので無意味
  • 負け方や資金管理能力を養うのであれば有効
  • 注文方法、使いやすさ等を知る為には有効

以上のような感じだと思います。ここから思う事は、投資自体初めて、まだFXやバイナリーオプションを理解できていない方は、少しの間デモで行う方がいいかもしれません。ある程度知識もあり、操作方法もすぐわかり、最初の投資金額は『勉強代だ』と無くなる事を割り切れる人は、

投資知識がある人はデモトレードをあえて行わず、少ない通貨数で徹底して実際のトレードを行うほうがいい

そういったやり方が早くなれる為にもいいケースもあります。ただ、博打感覚でやるなら無意味だと思いますが…。デモトレードは全くその投資方法に無知であれば、有難いものです。

ただ、FXを2006年から10年近くやった後、2017年からバイナリーオプションをするにあたり、FXの調子も落としていたので、慎重になりデモトレードの期間を長く(3週間)とってしまい、真剣に取り組み過ぎたため、かえって、実際の口座を開いた時に、無意味な戸惑いや怖さがあり、注文が出来ない時がありました。

そしてやはり実際の口座では負けが続いた時の対処があまりにも出来ず、10万円の元本を1万円まで落とし、更にすぐ10万円に戻し、またすぐに1万円まで落とし込み、慎重に色々検証したデモトレードの効果は発揮せず、ただただ博打取引に終始し、統一金額でやるといったルールも破り、頭が???になりました。

デモではすぐに100万円が300万円になり、また100万円をすぐ0円にするなど、色々試し資金管理も徹底すると決めてもこんな結果になります。幸い冷静さを取り戻し、コツコツ元本10万円まで取り戻しましたが、すでに2回破たんしていてもおかしくない状況でした。

やはり実際のお金でトレードすればその時々のメンタルで人間は左右されます。デモではその感覚が全くない…。同じ画面なのにやっている事は180°違うと言ってもいいと感じることもあります。

あくまで個人の見解ですが、若い人なら口座の使い方は1日あれば覚えるでしょう。この投資をすると決めたのならば、長いデモトレード期間はある意味注意が必要なのかもしれません。

長いゲーム感覚は実際の投資の感覚とかけ離れる

FXやBOの取引は金銭感覚のマヒも必要

デモトレードのゲーム感覚とは別に実際の投資はあまりに厳しい金銭感覚では金額の変動に耐えられません。だからデモトレードのゲーム感覚が必要だということではありません。デモトレードの金額の増減は本当のゲームです。金額の変動を何かに変換しだすと投資の感覚は崩れます。

投資で負けた時に思う悪い気持、これだけの負けの金額があれば生活費の足しになると言った考えが蔓延すると、金銭にがんじがらめになり投資の妨げになります。

相場の動きをお金だけで判断するようになる

実際相場は刻々と変化します。それを自分がこれくらいの金額が欲しいとかこの金額負ければまずいとか言った自分の気持ちは相場とは関係ありません。本来、チャートのどこで取引し決済するかであって、金額ありきで取引をするべきではありません

自分の願望と相場の動きは違うものである

そしてその金銭感覚がシビアになればシビアになるほど、もはや投資の形は崩れることになります。

負けた金額を何かの足しになったのではと考えればすでに投資では無くなっている

厳しい金銭感覚は投資にも有効的だと思うかもしれませんが、それは資金管理能力が卓越しているのではなく、単純な自分のかせです。

ここでいうゲーム感覚はそのお金をお金と捉えすぎると取引できないケースがあるので、どこかで現実のお金と切り離して考える為に必要な感覚をゲーム感覚と言っています。デモトレードのゲーム感覚ではありません。

通貨数を上げていく過程で必ずこの金銭感覚のマヒは必要です。50万通貨程度の取引になれば1秒で1万円程度マイナスになるのが常です。それを実際のお金として捉える気持ちが強ければ強いほどメンタルは崩壊します。

現実の金銭感覚とゲーム感覚の狭間

これくらいの感覚を資金管理能力と並行させて身につけないとお金の感覚に自分が潰されます。

デモトレードの必要性のまとめ

デモトレードはシステムの使い方をわかるだけで十分です。後は一番大きな金額の勝ちや負けを実感して、自分がこの投資と決めたのならば、出来る限り早く少額の元本で小さな通貨数でもいいので実際の口座で投資をするべきです。

慎重になり過ぎてデモトレードの期間が長ければ長いほど実際の投資との感覚はずれてしまいます。さっさと口座を開いて負けたらどうするのか?と思っても無意味です。所詮あらゆる投資の勝っている人の割合は50%以上あることはありません。

FXに至っては90%以上が1年以内にやめると言われています。逆に考えれば負けても不思議ではありません。どうせやると決めたのならば、利用できる最小限の余剰資金で投資感覚を早く植え付けて取引に集中する方が例え負けても今後に意味を残します。

負ければ終わりじゃないか?本人がそう思えば終わりです。しかし、1度負けても検討し精査しチャレンジは可能です。余剰資金が無いのであれば、溜まるまでの期間でデモトレードをしていればいいだけです。そういった期間のデモトレードならば、お金もない中で出来ることなのでやらないよりマシでしょう。

私もFXをはじめた頃は自分で一度撤退を選びました。いわばその時は負け組です。そして今少し勝っていても勝ち組と思っていません。自分がFXを止めた時にFXで1円でも金額を残せば勝ちだと思っています。投資を斡旋しているのではなく、

自分がやると決めた気持ちはすでにそのことの大半を成功に収めている

やらなければ永遠にやらないで終わりです。しかしやると決めたらすでに半分の成功は収めています。それを中途半端にシステムにもなれているのにデモトレードばかり続けても意味はありません。

自分の気持ちが真剣な間であれば、少ない金額で取引すると決め自分なりの投資スタイルの模索に真剣に時間を費やします。これがデモトレードでは生まれにくい可能性が高いということです。

デモトレードの有効的な所だけを使って、後は少ない金額で真剣に投資に向き合った方が、勝っても負けても自分のプラスになると私は思います。

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