FX専業トレーダーであるために常に頭を悩ませる5つの不安

2018年1月18日

投資の専業トレーダーは専業で在るが故、常に収益との戦いです。多く収益を上げられればいいですが、停滞や損失が増えるとメンタルは地獄の状況になります。今から専業を目指す方には夢の無い話ですが、日々受ける悩みをここでは書いてみたいと思います。

負けが続くと一気に自信がなくなる不安

これは簡単な話なのか分かりませんが、専業であるという事は、私であればFXだけで勝ち続けていなければ生活出来ないという事です。大きな余剰資金でもあれば別ですが、もちろん負けが続けば目の前の生活費が得られません。

収益はなるべく年間通してみる事にしていますが、やはり生活費に満たない稼ぎの月があれば、恐ろしい不安感が襲ってきます。また、そんな月が連続すれば…。メンタルは壊滅状態になる事もあります。

一度陥る負のスパイラルは、得意な相場であっても対応が出来ない事もしばしばあります。極端な話、2・3日負けが続いた時でもそう言った感情になる事も多々あります。なぜ勝てていたのかさえ分からず、何をしてもダメな状況に陥って行きます。

長い期間FXをしているので、そう言った時には自分なりの対処法は考えていますが、それすらも制御不能になる状況が続く時があります。ひどくなれば永遠に稼ぐ事は不可能だと思い、どうしていいのか考える力さえなくなります。

まあ、これは極端な状況ですが、負けが続けばこんなものです。いままで勝てていた自分すら否定して、目の前が暗闇になりお手上げ状態。勝ちを続ける事は難しいですが、負けはメンタル状況悪化と完全比例して簡単続いていきます。

例え数年勝ち続けても、その時々のメンタル状況で数日の負けが、ここまで不安感を掻き立てるのが日々続いているのが私の専業の形です。

相場の動きが止まる事による何も出来ない不安

相場の動きが止まる。これは自分の稼げるポイントの消滅を意味します。そういう緩やかな動きが得意な方もいるでしょうが、私は動きが無いと勝てません。大きな余剰資金があれば、何もせずにゆったりと休む事を選択すべき状況です。

しかし、これもその時々の状況ですが、収益の積み重ならない年度は待ったり休んだりを選択しなければと思いながらも、無駄に参戦して大怪我する事もしばしばありました。

専業で在るが故に日々の収支を追ってしまう私の独特な感覚なのかもしれませんが、

収益停滞を自分否定に変えてしまう時がある

大きなスパンで考えなければならない事も理解しているのに気持ちが先走り、待つ・休むにイライラを重ね爆発を起こします。後に残るのは焼野原です。

基本的に相場は24時間動いていますが、1日の勝負所はそう多くありません。そして一旦相場が停滞しだすと長い。基本的にドル円で取引をしていますが、その動きが止まれば他のクロス円も動きが縮小するので他でやっても特段効果は得られません。結局、休む方がいいのですが、この

稼ぎたい⇔休まなければならない

と言う相場状況は、動いている日の負けよりも遙かにメンタルの悪化が進みます。違う副業への道を模索したり、ブログで収入を得る形を整えたり、なるべく色々挑戦はしますが、やはりFXの収益が一番いいのも事実で、他の事への集中力が続きません。

理想論では色々な収益の形は作る方がいいとは分かっていますが、そこには得手不得手もあり、FXの収益に代わる形を模索はせども中々形にならないのが現状です。

一番長い期間で収益停滞は10ヶ月続く事もあります。相場の動きはそれに比例する形です。相場は一旦停滞しだすとひどい場合1年以上にわたります。こういった事も想定して日々を送りますが、実際その期間になれば不安しかありません。

また動き出す期間がいつ来るかも常に不安感で一杯です。そういう相場の動きに対しても日々不安と戦う事が続くのが専業トレーダーの宿命です。

いつまでも同じ状況で勝てるのかという不安

勝ちが続くと気持ちも楽にはなりますが、別の問題も出てきます。それは日々取引をして使う業者の能力が分かっているから感じる事ですが、業者側の故意なのかたまたまなのかハッキリした事を断定はできませんが、勝ちが続くことによりスプレッドの開く時間が長くなったり、すべりがひどくなった経験がすでに5業者。

通貨数を落とすと元に戻ったりするので、やはり故意的だと感じます。勝てば勝つほど、今度は業者の機嫌を伺う形になるのが私の経験してきた事です。さらに、2017年12月現在ですでに1社の口座凍結。

理由は明らかにしてもらえず、ある日一方的なメールで口座解除。稼げば業者からやめろと言われているのと同じ…。こんな経験をすれば、どうしても勝ったとて無用な不安感で一杯になります。勝てば肌で感じるシステムの変化。そしてその後に来る無情な口座凍結。

同じ状況で勝てるのか?というのは自分の事というよりも、業者側がずっと同じ状況を提供してくれるのかという不安の方が大きいと言う事です。永遠に安いスプレッドを提供しろと言っている訳ではなく、せめて勝った時のシステム状況を維持してほしいと願うだけの事です。

しかも最大でも50万通貨でしか取引していないし、こういう経験をした後は最大でも25万通貨程度の取引です。それでも勝てば変化した経験があるので疑心暗鬼に…。

例え勝ち続けたとて、こういう不安感は投資で勝てるかどうかという以前の問題で自分の取引スタンスの否定にも繋がり、止め処ないああする方がいいのか?こうするほうがいいのか?と自問自答のループに入ります。

やればやるほど使いやすい口座が無くなっていく事を考えながらの取引は長いスパンで投資を考えなくなるばかりか、日々の取引にも悪影響を及ぼします。そんな投資以外の問題も常に不安がよぎるのは悲しい事ですが…。

常に稼がなければという不安

これは複合的に常に頭を支配します。口座凍結やシステムの微妙な変化を加えられている状況からも、勝てる時にはより多く勝って、そういう状況下になれば収益が無くとも多少余力を残せるようにしておきたいと思う気持ちが支配してしまいます。

単純な負けの連続やメンタルの悪化や相場の動きの縮小をカバーする為に、動いている状況で勝ちやすいのならば、多少の体の負担はあれど、その時に勝ちを多く積み重ねておきたいと思う気持ちは、呪縛化しない範囲で相場に合わせた考え方をしようと心がけます。

しかし、口座そのものの不信感からくる収益停滞期間を見越した稼ぎたいという気持ちは無意味なもので、そんなもので気持ちを焦らせなければならないのは本末転倒とさえ思います。

しかし、それを考慮しておかなければ、実際受けた事なのでどうしても頭から抜けない状況下になってしまっています。単純に専業であるので不調期間を見越しての稼げる時に稼いでおきたいと言うものとは全く違うもので、その余分な感情も考慮するとなるとメンタル負担が増大するばかりです。

そこも加味してバイナリーオプションや違った形の投資も模索は常にしていますが、簡単に結果が生まれる訳ではなく、FXと並行しながらしっかりと取り組みたいとは思えど、現状の主力はFXで、そのFXで今まで勝ててきた自分のスタンスを疑心暗鬼の状態での取引は迷いが生まれ悪影響しか及ばしません。

単純に負けて才能が無いとあきらめる方がスッキリ違う形へ移行も出来るのでしょうが、中々心の中で堂々巡りになり、複合的な状況で常に稼がなければとの不安感で送る日々も多々あります。

社会的地位は一切ないという不安

これは実際に専業で収益を上げていた期間でも、FXの収益は銀行では収益として見てもらえません。いわばローンはほとんど無理といっても過言では無い状態です。何度か使った信販会社のローンならば実績で組めたりもしますが、銀行は100万円でも組めませんでした。そういう意味では全てキャッシュで処理する事になります。

もちろん住宅ローンなど組めませんし、例え数千万円の確定申告をした後でも、扱いは無職に近いです。大きな買い物は全てキャッシュが条件となります。余剰資金はなるべく不調時の補てんにと考えると、年間数千万円を数年程度続けた所で、一旦収益が止まれば無くなるのも早いです。

そう言った意味でも例え数千万円持っていても、ローンが組めないので大きな買い物自体が怖いと感じます。多大な税金を払っていても、信用度合は無職と変わらないのは、色んな意味でも堪えます。

それを打開するには稼ぐ事に集中するしかありません。仮に家が欲しいのならばキャッシュで買う事でしか叶いません。仮にこういう多数の不安感に悩まされる状況で1億持ったとしても多分住宅を購入する気にはならないでしょう。全ての悩みを打ち消す方法はキャッシュしかありません

専業とは関係の無い私個人の不安

お涙頂戴は大嫌いなので詳しくは書きたくありませんが、私はある難病を数年前に発症しました。完治は難しいので付き合うしかないのですが、ストレスがよくない事はどの本などにも書かれています。

体調が良い時と悪い時を繰り返すので、この病気になってから以前は相場が動いていれば夜の2時位まで起きて、取引していたこともありましたが、それも毎日できる状況ではなくなりました。

更に複合的なものかは分かりませんが、20・30分歩くととても立っていられない腰痛?にも同時期に悩まされています。

専業になる以前は、仮に失敗してもどこかで働く事は出来るのだから、下手なら辞めて就職すればいいと思っていましたが、現状は働くにしてもかなり出来る事の範囲が狭く、そう言った意味でもこの道で生きるしかないと覚悟を持っては望んでいますが、どうにもそれに伴う体がついてこず…。

2017年は色々な事が複合した不安が最高潮に達した状態で、取引結果は専業と呼べるレベルを下回る300万円程度となりました。

長い投資生活に突入と決めた時から相場の動きが止まったり、不調時はあると分かっていました。口座凍結は多少予期はしていましたが、難病から来る時間的制限はちょっと予期していたより悪い方向に進んでしまいました。

最低の投資成績の場合はどんな仕事も出来るという気持ちが有るのか無いのかは、決定的なメンタルの違いがある事に2017年は思い知った所です。医者にストレスはダメと簡単に言われますが、ストレス以外無いと言ってもいいのがFX。

ストレスをセーブして、取引時間もセーブして、最悪の場合の就職の道もほぼ難しくなり、口座凍結などからくる疑心暗鬼、そして自分の取引手法でいいのか自問自答を繰り返し、考えると体に障り、考えないと生きて行けず…。

この無限ループで苦しんだ2017年。あらゆる不安が複合的に形になって表れてきました。幸い過去3年で多少の余力は出来ましたが、まだまだ道半ば。2018年を迎えるにあたりポジティブ思考で行こうと思うものの、どうやら最大の壁が来たようです。

+α 休む事による勝てていた時のFXのイメージの消失

相場が動かない事で、自分の不得意な状況であれば『相場を休む』事は必要です。但し、この期間は非常に不安です。前記していた動かない相場への不安にプラスされるように、自分の勝っていた時の感覚さえ消失するのでは?と不安になります。

私は専業になってから大きな休みは取ってきませんでしたが、2017年8月以降はもはや打つ手の無いほど、相場に参戦していません。時折は取引しますが、1日1万円の収益を上回る日さえありません。それが2017年12月まで続いています。

本来、2017年2月以降の相場は私には合っていません。休むべきです。しかし、取引回数が前年度と比べ1/3程度にまで落ち込み、実際取引する時には何かしっくりこない事も多くありました。

それも本来は休むべき相場に無理やり参戦するからなのでしょうが、勝てていたイメージを失いかけそうな休みの期間は非常に不安を掻き立てられます。こういった期間が長ければ長いほど、時間がある分、無意味に考え込みます。

こういった期間が来ることも専業にはあります。そのためにも勝てる時にしっかり攻め切らねばならなかったのですが、体のこともあり攻め切れませんでした。それもまた無意味な後悔でこういった空いた時間に押し寄せてきます。

専業トレーダーってそんな不安だらけなのか?

ここまで書いてきた事は、これから専業トレーダーを目指される方は、必ずこういう不安感が全て付きまとう訳では無く、稼ぎ次第と言った所でしょう。年間数億稼げる人はこんな不安はほぼ無いでしょう。反対に収益が低ければここに書いた不安だけでは済まないかもしれません。

根本的には生活環境・個人の性格に左右されます。元来ポジティブ思考ならば前だけ向いて進めるかもしれません。しかし、私はどちらかと言うとネガティブ思考の石橋を叩いて渡るタイプなので不安を抱えやすいのかもしれません。

私は常々、人に専業トレーダーになる事は勧めません。それもその人の収益による所が多いでしょうが、収益が中途半端だとメンタルは壊滅します。そして自分も経験していますが、家族に嫌な思いをさせてしまう事もあります。

簡単に稼げれば自由人と思う安易な気持ちならば、絶対辞めておく事をお勧めします。開始時の気持ちが安易であればあるほど、失敗した時のダメージは計り知れません。

兼業で余剰資金を増やす程度が確実です。安定した本業があれば、無理な取引などしなくてもいいし、稼げないなら辞める選択肢も簡単に選べます。専業になって失敗してもすぐに高収入の仕事があるのならばいいでしょうが、数百万程度の余剰資金では収入が止まればあっという間になくなります。

夢の無い話だな~と思われるかもしれませんが、私程度の稼ぎならこんなものです。まあ、どうするこうするは個人の自由なので、ヘタレトレーダーの私の戯言程度に見て頂ければいいし、ネガティブ過ぎる傾向もあるので過大だろうとも思います。

しかし、実際2014年から2017年12月現在で専業トレーダー丸4年となった所で、何となく日々受ける不安感をまとめて、自分なりの現状出来る対処をしていかねば、一度悪い流れになってしまったものを改善は出来ないので、精査の意味で専業トレーダーが受ける不安感をまとめてみました。くれぐれも私の性格や環境で受ける不安感も混ざっていますので参考程度に。

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